自宅で作れる刑務所ワイン

刑務所ワインのレシピ

 

 

アメリカのメディア(Buzz Feed)の動画によれば、刑務所ワイン・Pruno の製造手順は次の通りになります。

 

 

まず、原材料集めです。刑務所内ではこれが大変なのです。Pruno の原材料となっているのはフルーツ類、ケチャップ、砂糖(または砂糖の代わりになるもの)、そしてパンを確保します。

 

 

Pruno の醸造にはゴミ袋と靴下を使います。フルーツ類、ケチャップ、砂糖は全部ゴミ袋に入れて、フルーツ類はしっかりつぶしながらていねいに混ぜます。Buzz Feedのスタッフによれば、囚人の気持ちを想像し、「世界に対する怒りをぶつける」ようにして、ゴミ袋を殴るといいと言っています。

 

 

パンは靴下に入れます。この靴下ごとPrunoの原材料の入ったゴミ袋の中に投入します。淡々とレシピを書いていますが、とても普通とは思えません。

 

 

さて、このゴミ袋は、 冷暗所に4~5日置きます。しかし、最適な冷暗所などはありませんから、受刑者達はこれを独房のトイレ内に隠すことが多いわけで、「トイレワイン」とも呼ばれているのはその理由からです。

 

 

5日後にゴミ袋を開けてみると、そこには完成したPrunoがあるということになります。完成したと言われても、一般の人達はあまり味見などしたくないかもしれませんが、驚くことに、Buzz Feedのスタッフは、この実際に作ったPrunoの味見をしています。