自宅で作れる刑務所ワイン

悶絶する味

 

 

刑務所ワインPrunoの味見が気になるところですが、それによると、アルコールの味が確かにするそうですが、腐ったジャンバジュースの匂いがして、とても飲めたものではないそうです。

 

 

ジャンバジュースとは、アメリカのチェーン店のスムージーのことで、ジャンバでは生の果物を使っています。ちなみにジャンバジュースは不味いものではなく、あくまでも「腐ったジャンバジュースの匂い」ということです。

 

 

Prunoをグラスに注いて、ゆっくりグラスを回し、何とも腐ったようなジャンバジュースの香りを存分に楽しみ、続いて、味を楽しんだそうです。結果は、その吐き気を催す味に悶絶します。

 

 

ここまで読んでみて、実際に作って飲もうと考える人はまずいないと思います。当然ですが、作ったPrunoを飲むというのは危険です。アメリカの公共ラジオ局 NPR によれば、2012年にはユタ州の刑務所において、米国史上2番目に大規模なボツリヌス菌のアウトブレイクが発生、8人が嚥下困難、嘔吐、視覚異常などの症状を起こしたそうです。このうちの3人は、集中治療室での加療も必要となったというのですが、このアウトブレイクの原因になったのが、同刑務所内で密造されたPrunoだったとされています。